28日、衝撃的な事件が起きました。
川崎市でスクールバスを待っていた小学生らが包丁で刺され2人が死亡、
17人がけがをしたというのです。
「スクールバス」、「集団登校」、「引率有り」、
というこれまで一般的に安全と言われていた状況のなか、
このような事件はあまりにも衝撃的でした。
一体なぜ起きたのでしょうか?
そして、事件を起こした犯人はどのような人物だったのでしょうか?
28日午前8時前、川崎市多摩区の路上でスクールバスを待っていた小学生17人と大人2人の合わせて19人が包丁で刺されるなどして、いずれも都内に住む小学6年生の栗林華子さん(11)と、外務省職員の小山智史さん(39)が死亡しました。またほかの17人も重軽傷を負いました。
出典:NHK NEWS WEB
自殺した岩崎隆一容疑者は川崎市麻生区の自宅で親族とみられる高齢の男女と暮らしていました。
長い間職に付いておらず、10年以上も引きこもりがちの生活だったそうです。
近隣住民との付き合いはほとんどなかったとの事や
ささいなトラブルから怒鳴り散らす一面もあったと言います。
同容疑者について、「長期間働いておらず、引きこもり傾向にあった」と話したという。
昨年夏ごろには女性宅の木の枝を巡りトラブルになった。
岩崎容疑者は早朝にインターホンを鳴らし
「枝が公道にはみ出ていて目に当たる」
とまくしたてるように長時間怒鳴っていたという。出典:日本経済新聞
今回の事件の襲撃被害にあった児童は私立の名門校・カリタス小学校の生徒でした。
カトリックの“お受験校”で、幼稚園から高校まであります。
岩崎隆一が自殺してしまったので、犯行動機は推測になりますが、
多くの報道から岩崎隆一の生い立ちや家庭環境がカリタス小学校の児童を襲撃した動機になっているのではないでしょうか?
「隆一が小学生の時に両親が離婚し、彼だけがこの家に預けられた、と聞いています。関係は、父方の兄夫婦だとか。養子に入ったという話もあります。私たちは彼のことを“居候”と呼んでいました。
実家には、ほかにも岩崎と同世代の男女が暮らしていたという。
「その2人は兄夫婦の実子ですよ。隆一から見たら、“兄妹”になるのでしょうか。あの家では彼だけが実の子ではなく、居心地はよくなかったのではないか。実はその“兄”が、子供の頃、カリタス小学校に通っていたという話ですよ」