俺が小さい頃、通っていた幼稚園にかわいい子がいた。
ぱっちりした目、
ふわふわ巻き毛、
色白の天使みたいな子だった。
俺は告白とか思いつきもしなかったけど、一緒におやつを食べるだけで心がときめいてた。
翌年、その子は引っ越してしまった。
父親の仕事の都合という話だった。
幼稚園児のことなので俺は手紙も出せず、で、そのまま連絡は途絶えた。
俺が中2の春
![]()
引用:https://shikinobi.com/wp-content/uploads/2016/04/sakura.jpg
母親「幼稚園の時、あんたが仲良しだった○○ちゃん(初恋の子)覚えてる?今度こっちに戻ってくるんだってよ。あんたと同じ中学に転入するからいろいろ話を聞きたいんですって。今度うちに呼ぶわよ」
と言ってきた。
初恋の子が転校してくるんだとか、なにそれ?
なんてギャルゲ?
俺はテンションは爆上げで二つ返事で了承した。
その当時、その子は半端なくかわいい子だった。
今はどれだけ可愛くなっているんだろう。
会うのが楽しみすぎて夜も眠れなかった。
再開当日
![]()
引用:https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mitsukaruko/20190528/20190528214314.jpg
俺は自室を全力で片づけて初恋の子を待った。
玄関で待ち構えていたいくらいだったが、それは、恥ずかしすぎると思い自室で待機。
時間になって、ドアをノックして入ってきたのは、、
室伏を縮めたようなチビマッチョ(うっすらヒゲ有り)だった。
なんと…俺の初恋の子、男だった。
名前が男女どっちでも有り得る系の名前なうえ、当時その子は髪の毛ちょっと長めだったんで、俺が勝手に女の子と思い込んでいただけだった。
衝撃的過ぎて、未だに誰にも言えない初恋の思い出だ。
引用元:鬼女まとめちゃんねる