キルギスといえば、見た目が日本人と瓜二つとして有名ですよね?
「大昔、キルギス人と日本人が兄弟で、肉が好きな者はキルギス人となり、魚を好きな者は東に渡って日本人となった。」
とまで言われるんだとか・・・
今回はそんなキルギスに残る、驚くべき風習を紹介したいと思います。
キルギスには結婚する手段に「誘拐婚」がある?
キルギスでは、誘拐や略奪によって女性が結婚させられる風習「アラ・カチュー」があります。
アラ・カチューとは、キルギスなど中央アジアのいくつかの国で行われている婚姻形態の一つで、誘拐婚の一種。若い男性が友人たちと共に女性を説得し、あるいは力づくで誘拐し、親族の待つ家まで連れていくことを示す。求婚された女性は結婚を承諾するまで、男性の親族である女性たちに部屋に閉じ込められ、説得され続ける。その過程で女性が一晩監禁されたり性的暴行を受けることもある。国民の75%がイスラム教徒であるキルギスでは、処女性は婚姻の際に重視される。そのため、断れば女性はその後結婚できなくなることが多い。1994年に法律で禁止されたが、警察も裁判官も黙認している。そのため依然としてアラ・カチューは続けられ、国際的にも大きな人権問題として取り上げられてい
引用元:Wikipedia
いきなり背後から男たちが数人で近づいてきて、
車の中に放り込まれてしまったら物凄く怖いですよね?
しかし、われわれ日本人が思い描く「誘拐」とはちょっと違うかもしれません。
キルギスでは元々は見合い結婚が主流であり、誘拐婚は親の決めた結婚に反対し、駆け落ちするための手段として行われたのが始まりとの事。
もちろん、見ず知らずの女性を攫うこともあるそうなのですが、
家族共謀の犯行だったり、既に交際している相手をも多く、
誘拐の前から既に親公認の関係なんて事も。
その為、お互いの家族がすでに家で結婚式の準備をしてある事もあるそうです。
【動画がこちら】
こちらの動画の中でも、男性家族が女性の家族に挨拶に行った時には既に
ご馳走が用意されてます。
最後に
今現在、法改正による厳罰化などによって、都市部ではほとんど聞かれなくなったそうで、知ってる人も少ないそうです。
また、最近ではSNSを通じて国際的な人権意識が広まったこともあるので無くなっていくのではないでしょうか?