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ホリエモンロケット打ち上げ成功!民間では日本初!

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午前5時45分、北海道大樹町の発射場から打ち上げられた小型ロケット「MOMO3号機」の打ち上げ成功しました。

ライブドア社長で実業家の堀江貴文さんが出資する宇宙ベンチャー、インターステラテクノロジズ(IST)の小型ロケット「MO(モ)MO(モ)」3号機が4日午前5時45分、北海道大樹町から打ち上げられた。ロケットは数分後、民間単独のロケットとして国内で初めて高度100キロの宇宙空間に到達。打ち上げは成功した。機体は太平洋上に着水した。

引用元:朝日新聞より

 

なんと、民間単独での打ち上げ成功は国内初の快挙との事でした。

ここまで来るのには、沢山の技術者、研究者の努力と多くの失敗があったはず。

今回は、「MOMO3号機」の打ち上げ成功までの道のりを調べてみました。

 

「MOMO」を開発したのはどこの企業?

MOMOを開発したのはインターステラテクノロジズ(IST)という会社です。

ISTは「ホリエモン」のニックネームで知られる実業家の堀江貴文さんが創業したことから、ロケットも「ホリエモンロケット」と呼ばれる事も多いようです。

ホリエモンロケット「MOMO」これまで

堀江さんらインターステラテクノロジズは2009年に開発の拠点を北海道に移し、ロケットのエンジンや機体の改良を重ねてきました。そして4日、民間としては国内で初めて宇宙に到達しました。

名称は目標の高度100kmを漢数字にした「百」の読み方からとっているとの事。

MOMO初号機

・2017年7月30日に打ち上げ

・離昇後66秒で通信が途絶える。

・MAX高度は推定20キロ程。

打ち上げは成功したので部分的成功との事ですが、高度100キロには届きませんでした。

宇宙空間まで到達しなかった原因としては、MAXQ(空気抵抗が最も大きくなる瞬間)で機体が損傷したとの事です。

MOMO2号機

・2018年6月30日打ち上げ

初号機の結果からの改良点

  • 強度を高める為の設計変更など改良を加える。
  • ロール制御(横方向の回転防止)としてガスジェットを採用。

しかし、打ち上げ直後にメインエンジンが停止してしまい大爆発してしまいます。

MOMO3号機

・2019年5月30日打ち上げ

・全長約10メートル

・直径50センチ

・重さ約1トン・

小型液体燃料ロケット

当初は4月30日に打ち上げる予定だったが、直前の不具合発覚による部品の交換や天候も考慮したため3度延期していたそうです。

ホリエモンロケット「MOMO」打ち上げ成功 まとめ

今回、「MOMO」の打ち上げが成功したことで、今後は超小型衛星用ロケット「ZERO」の開発を進めていくそうです。

民間主導初のロケットが宇宙に到達した事で付加価値もつきましたし、宇宙産業の世界では大きな一歩になったのではないでしょうか?

日本の宇宙産業の更なる飛躍に期待ですね。